パパがいい!ママなんていらない!!
ワケあって、私と夫は別居中です。
でも、娘(年長さん)は、お父さんがだーいすき。
なので、なるべく月2~3回は
パパと1日遊ぶ日を入れています。
(私も入れて3人で遊びます。)
ところが、子どもは、
パパが自分のいうことを何でも聞いてくれると分かっているので、
欲しがったこともないオモチャを
買ってよ~買ってよぉぉ~~!
と泣いておねだりしたり(普段そんなこと絶対しない)、
ジャンバー着ない!靴下はかない!!
ぎゃーーー(泣)!!!
などと、3歳児に戻ってしまいます。
今までは、
別居という選択をしたのは私(と夫)で、
子どもには迷惑をかけているから、
なるべく受け止めてあげなきゃ、
と思っていましたが、
イライラが募り、
「お父さんが何でも言うこと聞いてくれるからって
甘えるのもいい加減にしなさい!!」
と、爆発してしまいました。
すると娘、
「ママなん、かわたしの気持ちが分かってない!
お父さんは分かってるんだから!!
ママなんかいらない、ママなんかあっちへ行って!
わたしはお父さんがいいんだから!!!!」
と号泣。
私はショックを受けつつも、その場は一応、
「はいはい、そうだね。」
と収めたのですが、
そのあと、脱力感というか、虚無感というか、
何もする気が起きなくなってしまいました。
そうだよね。
いつも時間に追われて
子どもに怒鳴ってしまったり、
子どもの気持ちを十分理解してやらずに
頭ごなしに注意したりする未熟な母より、
可能な限りなんでもいうことを聞いてあげて、
子どもの気持ちに寄り添っている(ように見える)パパの方が
娘にとってはずっと良いのかもしれない…
子どもは、母といるべきだっていう先入観があったけれど、
本当はこの子は父親と暮らすべきなのかもしれない。
と眠れぬ夜を過ごしました。
正解は、一夜明けた今も、わかりません。
でも、
「ママよりお父さんがいい」
という、
幼児であっても言いにくいことを
私には言えるんだな、という点はむしろ良かったのかも。
”心理的安全性”という言葉があるけれど、
「ママには、これを言っても大丈夫!」という安心感が
娘の中にあるのだとしたら、
そういう母子関係を築けているってことだと思うので、
その点は安心しました。
それに、冷静になれば、
「ママよりお父さんがいい」
というのは、
娘の、その刹那の気持ちであって、
普段の生活でずっと思っているかどうかは分からない。
大事なのは、そう思っていることも含めて、
丸ごと娘を受け入れること。
「ママなんていらない!」
「お父さんの方が良い!」
と言われたことを私が気にしたり、
二度とそう言われないように何か対処しなきゃ!
って頑張るのではなく、
そういう日もあるよね~
でもママはあなたが大好きで、いつも一緒にいたいよ。
ってことを態度で伝えることが大事だな…
という落としどころを見つけました。
仕事と違い、
すぐに解決すべきでない課題が溜まっていくのが
子育ての特徴的なところだと感じます。
課題が溜まるというのは
精神衛生上、よろしくはないんだけど、
こればっかりは、
子供の成長とともにゆっくり解決していかなきゃですね。
母も祖母も
”子育ては一大事業”とよく言っていました。
私は、
何それ、みんなフツーに育ててるじゃん。
と思っていたけれど、
今になるとしみじみそう思います。
事業がんばろ。。