【離婚】子どもの気持ちよりママの幸せが最優先?

”子どもには、何よりママの笑顔が必要。

だからまず、ママの幸せを考えて。

子どもは強いから、

ママが笑顔であれば大丈夫”

 

子連れ離婚で悩むとき、

必ず耳にする言葉です。

 

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家族関係に詳しい心理学者も

離婚実務に詳しい弁護士も

そう言うから、

きっとそうなんでしょうね。

 

先日亡くなった

瀬戸内寂聴さんも、

 

「子どものために離婚しなかった」

なんて、とんでもない!

子どもは、

そんなこと頼んだ覚えはない、

って言いますよ。

 

とおっしゃっていました。

 

でも、

ママの幸せって、

子どもの幸せ抜きには

語れないですよね。

 

子どもは不幸で

毎日つらい思いをしているけれど、

自分はハッピー♡

 

なんて状況、

あり得るでしょうか?

 

「ママの幸せ優先論」の穴は

ここにあると思うのです。

 

子連れ離婚で最も悩む人が多いであろう、

・ 子どもに与える精神的な悪影響

・ お金の心配

に対して、

 

「ママの幸せを最優先に」

と言ってみたところで、

 

”子どもの心に、

取り返しのつかない傷を負わせる”

 

”子どもの心の成長を阻害する”

 

”お金がなくて

 他の子が当たり前に選べる選択肢を奪ってしまう”

 

ということが

現実に起これば、

ママも幸せとは言えませんよね。

 

家庭内暴力とか多額の借金とか、

どう考えても離婚したほうが

母子の生活が精神的・物理的に

安定するケースは別ですが、

 

そうでなければ、

ママの幸せ=子どもの幸せ

ですから、

判断が難しいです。

 

私は、離婚調停中ですが、

はっきり言って

この問題に答えは出ていません。

 

幸いにも

仕事はあるので

子ども一人くらいなら育てられるかな

と思っています。

 

そして、

子どもへの精神的な悪影響に対しては、

パパに会いたいがったときは

できる限り速やかに会わせる、

ということで和らげようと思っています。

 

だけど、

離婚することによって

あからさまに子どもへの悪影響が

大きく現れた場合は、

 

離婚調停を取りやめようと決めています。

 

私にとって

子育て事業の遂行が

何よりの幸せの源だからです。